ASKAの報道で

2019年1月4日

ASKAの報道で、50歳以上の覚醒剤による逮捕者の再犯率は82パーセントというのがありました。
これを受けて報道では

「中高年ほど覚醒剤がやめられない」

という内容のコメントをしていましたが、、、

どうなんでしょうか。

これまで覚醒剤と関わったことがない人が中高年になってから初めて覚醒剤に触れる、なんてことは多分稀です。
あるいは若いうちから覚醒剤をやっていたけど、50歳を超えるまで一度も逮捕されたことがなかった。
これはありそうですが、やっぱり年月が長くなるほど逮捕されてない人の率は下がっていくと思うんです。

つまり、このデータの言わんとしていることは、

「50歳以上の覚醒剤使用者が初犯で逮捕される確率は低い」

というだけなのではないかと思うのですが、報道では中高年ほど覚醒剤をやめられないとミスリードしているように思います。
はたして意図的なのか、わかっていないのか。

報道はいつも注意して見ています。