同士が欲しい

2019年1月8日

日頃、外来診療ではお待たせすることが多く申し訳ありません。
森田医師やその他の非常勤医師、スタッフと力を併せて迅速な診療を心がけておりますが、なかなか待ち時間のないスムーズな診療とはいかないものです。

診療所での待ち時間のうち、最も時間がかかるのは当然診療までの時間です。
当院では午前中は2診、午後は1診体制で診療しているため、午後は入院が必要な患者さんなどが来院されると診療がストップしてしまい、長時間お待たせすることもしばしばです。
それでもお叱りを受けずに診療させていただいている現状を鑑みると、患者さん達の理解の上に現在の診療が成り立っているのだと、改めて感謝の気持ちが湧き出ます。

当院は、近隣の環境の変化(人口増や浜野医院の閉院など)により、毎年患者さんの人数は増え続けてきました。
父から引き継いだ当初、患者さんの人数は私一人でなんとか診療していける程度でしたが、徐々に増加して私一人では対応しきれなくなりました。
また、それと並行して在宅医療のニーズも高まったため、森田先生を招聘し現在の体制になっています。

しかし、その後も患者さんは増えており、私と森田先生だけでは対応しきれなくなりつつあります。

新しい医師を呼べば良いじゃないか。

というご意見が聞こえてきそうです。
もっともなのですが、なかなか簡単ではありません。
医師を連れてくるのは簡単です。
ですが、私と同じ方向を向いてくれる医師を探すとなると難しいのです。
医師にも色々いて、森田先生のように人間的に尊敬でき、技術が伴っている医師に出会える事はなかなか無いのです。

しかし、今後のことを考えると医師の増員は必要になりそうです。
優れた人間性と技術を併せ持った素晴らしい同士に巡り会いたいものです。