講習会

2019年1月8日

今日は専門医機構による総合診療後期研修プログラムのプログラム統括責任者講習会に参加してきました。
京橋の高層ビルの上の方でやった講習会だったので、窓の外は大雪。
積もったらどうしようとはらはらしていましたが、幸い下界では積もるような雪ではなかったようで、無事帰ってくることができました。

今回の講習会は医者になって2年間の初期研修を終えたドクター達が自分の専門を見据えて行う後期研修プログラムの責任者が受講しなければならないものでした、私も責任者の端くれですので、受講しに行きました。

行ってみて、受けてみて、3月9日のブログのどうしようもない過ちに気づきました。

いつまでも中堅気取りで若手の心配をしている場合ではありませんでした。
後進の教育を担うのはすでに我々の役目であり、後進が良医にならなければ、それは我々の責任でした。

24時間休みなく働くのを賛美したつもりはなく、ただ懐かしく思ってはいるのですが、それを今の若手にやってほしいわけではありません。辛いので。
ただ、限りある時間の中で、どのように教育していくか、我々は今問われているように思います。
プライベートを犠牲にして、私たちの世代は一人前になりました。
でも、そんなことをしなくても、効率的な教育でプライベートを維持しながら良医になる方法があるに違いない。
たしかにそう思えます。
今日はその理論を学んできました。

たしかに私たちの受けた教育は圧倒的に経験に基づくものでした。
そこに理論を持ち込めばもう少し効率的な教育ができるかもしれません。

今も昔も良医になりたいという医者の願いは変わりません。

後期研修の認定医療機関として、良医を育成する魅力的な研修ができるよう準備をして行きたいと思います。