咳のスイッチ

2019年1月4日

娘のインフルエンザもようやく治癒しました。
今は咳と鼻水が少し出るだけとなっているので、そろそろ幼稚園に行けそうです。
娘が咳をしたとき、娘が「喉のバイキンさんが咳のスイッチを押すんだよ。そうしたら咳が出るんだよ」と教えてくれました。体の中には色々なスイッチがあって、バイキンがそれらを押すので症状が出るのだそうです。

なるほど。

当たらずとも遠からず。
子供の直感と想像力にはいつも感心してしまいます。

大昔、医学がまだ発達していない頃、病気の原因は妖怪や鬼の仕業などと言われていました。
説明のつかない、わからないことを、自分が納得する形で予想するというのは、想像力を備えた人間という種の性なのでしょうか。
自分の周りに流行する病など目に見えない何かが現れたら、それに妖怪という形を与える。そうするとなぜかわからないという状態から抜け出せるので、少しだけ安心できるのかもしれません。それでも根本的な解決にはならないでしょうが、お祓いなどをすることで解決した気になっていたのかもしれません。

娘に「鼻水が出るのは妖怪の仕業だよ」と言ったら「ジバニャン?」と返ってきました。
妖怪も可愛くなったものです。