月刊医療経営士

2019年1月4日

今日は月刊医療経営士という雑誌の取材を受けました。

医療経営士とは、医院や病院の経営に関するスペシャリストのことです。
そのスペシャリストが読む雑誌なので、あまり普通の方が手に取ることはないと思います

当院ではクリニックとしては珍しく「経営企画室」という部署を設け、そこに医療経営士を配置しています。

医療機関も医療保険による診療報酬を受け取って運営を行なっている、言わば商業施設です。
無償の慈善事業ではないため、そこには当然経営というものが介在します。

ほとんどのクリニックでは、院長が医院の経営も一手に担っておられます。
私も医院を引き継いだ当初はそうでした。
ですが、医学の勉強はいっぱいしてきたのですが、経営については大学で全く教わってこなかったため、お金のことや、人材のことなど、チンプンカンプンでした。

苦手なことを頑張ってやるよりも、それが得意な人がやってくれた方が効率が良いし楽だ、そして何よりその分診療に集中できる。
そう考え、医療経営士を招聘しました。
今や彼は医院の経営を一手に引き受けてくれており、私は診療に集中することができています。
そして、私の頭の中に思い描いた理想の医院を、現実に形のあるものにするために日夜働いてくれています。

彼は今や私の片腕、いや半身に近いと思います。

経営企画室は患者さんの前に現れることはありませんが、医院がより良いサービスを提供できるようにがんばっている部署です。
彼の活動について、また今後紹介できたらと思います。