何度でも
自分は納得が行くまで話を聞きたい方なので、患者さんにも納得いくまで聞いて欲しいと思っています。
毎回不整脈が心配で大丈夫か聞いてこられる年配の患者さんがいらっしゃいます。
毎回同じように、自分の心臓は大丈夫なのか、死なないだろうか、と来院されるたびに聞いていらっしゃいます。
僕は毎回同じように、なるべく丁寧に、説明します。
あなたの心臓は大丈夫です。
死んだりしません。
そう説明すると、患者さんは笑顔になって。
「安心した」
と言ってくれます。
自分の心臓は大丈夫だと、頭ではわかっているけど、ドキドキすると不安になる。
大丈夫だろうかと思う気持ちはすごくわかります。
だから、何度でも説明します。
また不安になってしまうかもしれないけど、
これからも心配で来院されるたびに聞かれるかもしれないけど、
それでも僕の説明でちょっとでも安心の時間があれば良いと思います。
僕の外来はそんな感じで、話が長くなってしまいます。
自覚はあるんですが、なかなか短くする方法が見つかりません。
患者さんたちをお待たせしてしまって申し訳ありません。
でも、皆さんの話をできるだけ聞いて、正しい診断、正しい助言、正しい治療につなぐことができれば良いと思っています。
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