インフルエンザ

2019年1月4日

インフルエンザシーズン到来!

当院でも本日インフルエンザの患者さんがいらっしゃいました。

厚生労働省も11月25日に流行期に入ったと通達しています。

いよいよ冬到来ですね。

インフルエンザの治療薬

インフルエンザの治療薬は4種。

  • タミフル
  • リレンザ
  • イナビル
  • ラピアクタ

です。

タミフルは内服薬のカプセルです。お子さんにはドライシロップがあります。

リレンザ、イナビルは吸入薬。リレンザは5日間吸入するタイプで、イナビルは処方された日にだけ吸入するタイプの薬です。

ラピアクタは点滴の注射薬です。

当院での処方の仕方

当院ではほとんどの患者さんがイナビルを使用しています。

ただし、吸入手技が困難なお子さんにはタミフルドライシロップを処方します。

吸入が苦手な大人の方にはタミフルを出すこともあります。

リレンザは吸入で5日間続けなければならないので、少し患者さんにとって面倒なためあまり処方しません。

高齢者や試験を控えた受験生さん達がインフルエンザになったときなどは注射薬のラピアクタを使うこともあります。

値段は高いですが、効果は他剤より上のような印象があります。

予防のためには?-予防投与という方法も-

家族がインフルエンザにかかった!自分もかかるかも!

といったときには自費で予防投与が認められています。

予防投与にはタミフル、リレンザ、イナビルいずれもが使用されますが、自費で処方を受ける場合には6000〜7000円程度かかります。

いずれにしてもかからないための予防が大切です。

手洗い、うがい。

あとはこまめに水分を少量ずつ摂取するのもおすすめです。

インフルエンザをはじめとした風邪をひかないよう、頑張って冬を乗り切りましょう。