溶連菌

2019年1月8日

インフルエンザが猛威を振るっていますが、今週入ってからは未就学のお子さんを中心に溶連菌感染症も増えています。
発熱してるからインフルエンザかもと決めつけない方が良さそうです。

インフルエンザは咽頭炎、溶連菌は扁桃腺炎となっていることが多く、同じ喉でも炎症を起こす部位が微妙に異なります。

お子さんが発熱したら、まず喉を見せてもらいましょう。
喉の奥の真ん中の壁が腫れていたら咽頭炎です。
奥の壁より少し手前、左右からせり出したカーテンみたいな場所が腫れていたら扁桃腺炎です。

喉の奥を観察するには、大きく口を開けて、ベロを少し出してもらい、大きく発声してもらうと、舌圧子(ヘラみたいなやつ)がなくても見えることが多いです。
可能なら健康な時の喉を写真に撮っておくと、比べることができます。

お子さんが発熱した時には、とりあえず確認してみてはいかがでしょうか。