ヘルパンギーナ

2019年1月6日

金曜日外来担当の大坂医師ですが、本日はヘルパンギーナに罹患したとのことでお休みとなります。
代診は午前は森田医師で、午後は高畑医師です。
急なお願いを快諾してくれた両名に感謝です。

ヘルパンギーナ

昨年私も罹患しました。

高熱と口腔内の水疱を特徴とする夏風邪の一種です。

もともとは子供の病気で、大人になってから罹患するのは稀です。が、大人が罹患すると高熱が出てわりと重症化します。

私の場合は3日程39度から40度程度の発熱があり、同時に喉の奥に無数の口内炎ができました。
口内炎は激烈に痛く、水すらしみます。
フルーツならいけるかと、自宅にあったメロンを食べたところ、果汁がものすごくしみて悶絶しました。

大坂医師もその苦しみを味わっているのかと思うと同情を禁じ得ません。

治療に専念してもらい、次週にはまた元気な姿をみせてもらえればと思います。

医者は病気にならない?
よく言われます。
ですが、そんなことはありません。
医者も人の子ですので、病気にだってなります。
むしろ曝露が多いので、高リスクです。

大坂医師はおそらくヘルパンギーナに罹患した小児との接触で発症したと思われます。
大坂医師と小児の接点は当院しかない(他の病院では小児を診察していない)ため、恐らくは当院受診の時に感染したのだと思われます。

夏風邪が流行する時期ですので、感染予防に気をつけていきましょう。